セミナー情報

コスモス経営者塾 特別講座

12.07.10

経営者対象
セミナー概要
開催日時 2012年8月1日開催終了
時   間 15:00~18:30(質疑応答含む)
会   場

名古屋市中区栄1-12-5 トーセンビル7階 コスモスグループミーティングルーム

定   員 25名
受講料金 一般31,500円

セミナー詳細

コスモス経営者塾 上級コースのために設けられた特別講座を、受講生以外の方にも開放いたします。
じっくり話をお聞きいただき、意見交換をしていただくため25名限定とさせていただきます。
お早めにお申込下さい!!

【講師】
TVカンブリア宮殿出演の
万協製薬業社長松浦信男

95年の阪神・淡路大震災で工場は全壊…創業者の父も従業員も見放した零細製薬会社で、息子は立ち上がった!
神戸から三重の山奥に移り、妻・友人らとたった4人で第二の創業。
新商品を続々開発し、売り上げ50倍・社員100人の会社に生まれ変わった。
絶望の神戸の街から希望を見いだし、立ち上がった男が語る!
「1995年1月17日は人生最悪の日。どんな日でも、あの日よりも悪い日はない。だったら乗り越えられないものは何もない!」
見学者殺到!”地震に強い”工場 三重の山奥にある万協製薬の工場。そこは徹底した”地震に強い”工場だという。
建物自体が潰れないように重い機械はすべて1階に置いてある。
避難しやすいように通路の幅は広い。
停電して暗くなっても安全なように、通常は床を這い回っている電源ケーブル類は全て天井からぶら下がっている。
さらに外へ通じるシャッターはカッターで破って脱出できるように特殊なビニール製だ。
この工場を見るために毎年1000人もの見学者がやってくる。
そんな工場を作ったのが、社長の松浦信男。
阪神大震災での経験が全ての原点となっているという。
95年に起きた阪神大震災で、神戸にあった万協製薬の工場は全壊‥‥。
当時社長だった松浦の父はやる気を失い、従業員は「会社を清算して退職金をくれ」という始末。
再建したいと考えていた松浦は気付く‥‥
「誰一人として商品も会社も愛していない。そして世の中からも必要とされていない」。
失意の中、従業員を解雇、三重・多気町に移って妻と同級生らと一緒にたった4人でゼロから再スタートした。
今度は、「必要とされる会社」になるために‥‥。
震災で生まれ変わった‥‥ゼロからの再スタートで新ビジネスモデル構築 阪神大震災以前の万協製薬は、大手1社の1種類の商品を生産する、いわゆる“下請け”工場だった。
しかし三重に移転後は、得意のクリームや軟膏など外用薬をOEM製造(相手先ブランド製造)するビジネスモデルに転換。
ハンドクリームや消炎剤、かゆみ止め、水虫薬といった商品を次々と独自開発しては、製薬会社にすぐに販売できる完成品として提案してきた。
その結果、今や大手メジャー製薬会社から薬局のPB製品にまで、国内65社の商品200種類をOEM製造する“縁の下の力持ち”企業に大変身し、売上高は震災前の約50倍になった。
そして、あの地震に強い工場には、たくさんの会社からの注文に対応するために、普通の工場ではあり得ない驚きの仕組みがあった‥‥。
人に必要とされる商品・人間・会社たれ! 阪神大震災後、当時の従業員は会社の再建を手伝ってくれなかった…その苦い経験が松浦の今の会社作りに活かされている。
「社員にも必要とされる会社にならなければいけない」。
万協製薬には、ちょっと変わった「社員が働きやすい仕組み」が作られている。
社内のコミュニケーションを深めるため、社員同士が企画する食事や旅行には会社から補助金が出る。
海外旅行にはなんと1人10万円!社内には巨大な漫画やDVD鑑賞スペースがあり、体力増進のスポーツジムやリングも揃っている。
働きやすい環境が会社への愛着を生み、その結果、社員から仕事の改善提案が山のように出てくるようにもなった。
阪神大震災をきっかけに目指した「消費者にも、取引先にも、社員にも”必要とされる会社”」に、万協製薬は生まれ変わった。

 

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